星座占いから見る巻島裕介


有名な占い師である、石井ゆかり、鏡リュウジ、しいたけ、スーザン・ミラー、脇田尚揮(敬称略)の有名占い師五名が提唱している「蟹座の基本性格」から、巻島裕介という人に当てはまると思った箇所を抜き出し、どうして当てはまると思ったのかを書きました。相変わらずこじらせております。気になる方は参考URLをコピペでチェックしてみてください。



石井ゆかりの場合(参考:https://www.mylohas.net/2013/01/027039cancer.html)

衆目の中では、おとなしいです。
でも、家に帰ると、はっきりいって、うるさいオカンです。
つまり、内弁慶。
強く出られると解っていなければ、普段は強く出ません。


→SPARE BIKEの時代(=高校一年)、同世代人物への初対面時や先輩には弱気なのに対し、原作時系列(=高校三年)では、金城・田所・東堂には少し強めな感じ。杉元にも最初から「じゃねーよ」と強い口調で言っていたのを考えると、強く出られる相手には強く出ている感じはたしかにありますね。



蟹座は、だから、他の人に相談しないのです。
だれよりも人目を気にしていますが、
蟹座が内面に抱えた水の部分は、それだけで成立しているので、
ぜったいに人に触らせたくないと思っています。
よほどせっぱ詰まったときでなければ、人の意見なんか聞きません。
誰かに説得されるような自分ではないことを知っているからです。


→SPARE BIKEで描かれているジオスの故障の件や、原作にある渡英についてギリギリまで言わなかったことあたりがイメージに近いです。

 SPARE BIKEで練習の持続について金城に相談するシーンがありますが、あのときって切羽詰まっていた感はありますよね。「けど」ばっかりでどうすんだ、っていうのと、スパイダークライムが認められないことと、先輩たちに笑われてフォーム修正されてってのでストレス最高潮だったんじゃないでしょうか。一方で、先輩の説得など聞かずにスパイダークライム習得しちゃうのも巻島。



時に、自分の中の流れをととのえるために、
蟹座は一人になりたがります。
でも、水の星座は、ほとんどつねに、
自分を誰かに与えることを望んでいます。


→巻島はもともと独学でロードバイクを始めていましたし、スパイダークライムを極める際も誰かと練習することは拒んでいます。自分の中に「こうする」って決めた流れがあるときは一人になる。でも小野田にはクライマーの先輩として、東堂にはクライマーのライバルとして、与える側に回っているのかな。



蟹座の気持ちを引きとめるには、
まずは、その気持ちを言葉や涙で十分に吐き出させてあげて、
新しい感情をわき上がらせてあげることが大切です。
それを蟹座に可能にさせるのは、
安心できるあたたかい環境、変わらないあたたかい人の胸です。


→インターハイ2日目、田所の不調について「あいつの調子は最低最悪なんだよ!!」って色々吐き出した上で小野田に迎えに行かせるって選択肢を取ったわけですが、小野田に対して「あいつは役割果たすっつった…小野田坂道つう男はさ…そういうのキッチリ守る男なんだわ」という安心感があったからできたのでしょうね。




鏡リュウジの場合(https://www.ozmall.co.jp/fortunetelling/horoscope/cancer/)


固い甲羅に覆われている“かに”のように、かに座の心も一見、強そうでいて内側にはやわらかなハートが隠れています。なにかと揺れ動きやすい感情は、時に怒りとして表面に現れますが、実は誰よりも優しい心の持ち主なのです。


→小野田落車の際や田所を切り捨てた際の、セリフとモノローグ/表情の合ってなさが巻島の素敵なところだと思っています。揺れ動いてしまった結果、鳴子に薄情者扱いされて怒鳴ってしまったりとか、ジオス不調のときに金城に怒鳴ってしまったりとか、時に感情的になってしまう。頭では「こうしなきゃ」が分かっていて、そうする姿勢を見せようとするので周囲からは強そうとかコワそうとか思われる。でも心では「こうしたい」があって、それができないときに声を荒げてしまう。強い部分と弱い部分の見え隠れが青くて愛しいキャラクターですよ、巻島は……。




しいたけの場合(https://ameblo.jp/shiitake-uranai-desuyo/entry-12279187573.html?frm=theme)


蟹座って、いわゆる「楽屋裏」をほとんど見せてくれない星座です。すごくサービス精神も旺盛だし、人に喜んでもらうことが好きだから、だからけっこうあけすけに自分のことを語って「盛り上げ役に徹したり」はします。


→盛り上げ役ってよりヘイト役をあえて買うことは多い気がします。コワイでいいよって言ったり、馴れ合いが苦手だと言ったり、仲間を切り捨てると言ったり。人を喜ばせるというより、人がやりたがらないけど誰かがやらなくちゃならない役を買って出る。楽屋裏を見せないのはスパイダークライムのオレ練で顕著ですね。かと思えば小野田に過去の自分の話を聞かせてくれたりするし、自転車のことで行き詰まっていると手を貸してしまう。すごくサービス精神というか人への思いやりを持った男ですよね……しみじみ。



蟹座が愛想笑いをしていてくれてたら、それはまだ彼らや彼女たちからは「お客さん」として扱われているということ。本音をビシビシ言い出したら、それはときに厳しい意見に感じられたりするけど「この人を信用したい」って思われていることでもあります。


→巻島のお客さん扱いは「趣味は何?」「天気がいいな」という常套句に付け加えた一生懸命な笑顔。最初の小野田に対してはお客さん扱いだったってことですね。新入生だから当たり前っちゃ当たり前か。東堂には他に比べて一層口が悪い感じがしますが、信頼からきていると思うと二人の友情が熱い。小野田や鳴子にも「ダメだ」ってよく言ってたし、三年の二人に対しても(特に田所)わりと素直というかストレートに言っている印象あります。そして手嶋にクライマーになれ、と伝えたのも信用したい気持ちからかと考えると、二年組との絡み原作ではあまり見られなかったけど色々あったんだなぁって感慨深いです。




スーザン・ミラーの場合(https://www.vogue.co.jp/horoscope/yearly/cancer)


蟹座は家族との結びつきが強く、家族を助けるためとあらばいましている仕事を即座にあとまわしにするでしょう。蟹座にとっては、つねに「家族第一」なのです。家族を神聖なものと考え、12星座でもっとも愛情あふれる、居心地のいい家庭づくりに長けているとされるのが蟹座なのです。


→兄であるレンの仕事を支えるために、高校の単位を先に取得して卒業した上にイギリスの大学へ入学ですよ。巻島が家族思いじゃないってんなら一体全体この世の誰が家族思いなんだって話ですわ。



あまりにも感受性が鋭いため、パートナーの不機嫌そうな表情や非難がましい視線ひとつでも、ないがしろにされたような気がしたり、上司があなたに対して話すときの口調にうろたえたりすることも。ほかの星座ならこうしたことばによらない繊細なコミュニケーションには気づかないでしょうが、あなたはそうではありません。


→インターハイ二日目で今泉の不調にいち早く気づいたのが巻島でした。他人思いで感受性が強いから分かってしまったのでしょうね……。




脇田尚揮の場合(https://numero.jp/uranaiouji2019-02-cancer/p2)


蟹座のあなたには豊かな感受性と鋭い直感力が与えられています。


→インターハイ優勝で一番泣いてたのは巻島です。クールに見えて感受性豊かなんだ……。そんなところがたまらなく好きだ…(もはや考察関係ない)。



困っている人に親切で面倒見の良いあなたは周りの人たちからも愛されキャラなはず。


→巻島さん優しいってみんなから言われてるからね!!



協調性があり皆のことを考えているけど、意外とちゃっかり屋さん


→ちゃっかり屋さんっていうのとは少しニュアンス違うかもしれないですが、オレ練の記録方法だったり先輩にバレないように取った行動は少し意外な感じします。あと影でイギリスの大学受験勉強してたり卒業前倒しできるように事前から動いていたり。




色んな著名占い師さんの書いた記事からひっぱってきてここがそれっぽい、という部分を抽出してまいりましたが、占いってバーナム効果(=誰にでも該当するようなあいまいな事柄を特定の特徴をもつ人だけに当てはまる性格だと捉えてしまう現象)なところが少なからずあるので、何とも言えない部分も大いにあります。 それでも、書かれている事項に原作での行動を当てはめて見ていくと、それっぽいところが見えてきて、単純に楽しいです。あと、なんだか身近に感じられる。占いがお嫌いでなければ、ぜひ推しの星座について一度調べてみてください。






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